当院は、読売テレビ番組「情報ライブ ミヤネ屋」やTBS番組「この差って、何ですか?」など多くのメディアに紹介されている東京港区にある新橋歯科診療所と技術提携をしております。

共通の治療理念
歯科の医療を通して病気になりにくく、元気な身体づくりを実現させるために、最先端の医療技術と経験を活かす。また、体全体のしくみを理解し、一本一本の歯が体全体にどのように影響するかを考えながら、問題の歯を治療することで体全体の働きを高め、安心して健康的な生活を送れるように歯科医療に取り組む。
こうした治療理念は当院とも共通するものであり、技術提携をすることによって、ともに医療技術の向上に取り組みながら、患者さまに最高レベルの治療を提供できるよう努めていきたいと考えております。
新橋歯科診療所で行われている治療
(1)噛み合わせを重視した治療
噛み合わせの重要性は、内科、整形外科、スポーツ医療、鍼灸など、他の医療分野からも指摘されております。
また肩凝り、腰痛、偏頭痛といった症状に噛み合わせが何らかの影響を与えていることも明らかになっています。
人間の体は、噛み合わせを本来の正しいポジションにすることによって、体全体の姿勢を修正することにつながっていきます。
歯科医療を行う際には、まず噛み合わせが最適な状態になるよう調整することを第一にしています。
(2)美しく治すことを重視した治療
歯並びの美しさは、審美的な効果だけでなく、歯の病気にも大きく影響します。そこで「健康=美」をコンセプトに、高度な先進技術による歯科治療に取り組んでいます。
(3)痛くない治療と短い治療時間
歯科治療にはつきものと言われる治療時の痛み。これをなくすために無痛治療に取り組み、「痛くない治療」と「怖くない治療」を心がけています。
また、さまざまな最新医療機器と最新の治療法を導入し、1回の治療時間を短縮するとともに、少ない通院回数で治療を実現させることにも努めています。
当院で行っている治療
(1)全身の健康を考えた治療
お口は生命を維持するための大切な器官と考え、しっかりと噛むことができる歯にすることを重視した治療を行っております。しっかり噛むことは消化を助け、健康な身体を作る第一歩です。
当院ではお口の健康だけでなく全身の健康を守るために、最善の技術と設備で患者さんの治療にあたっております。
(2)ほとんど削らずに美しい歯を実現する治療
当院では、歯をほとんど削らず、コンタクトレンズ並の薄さを実現した極薄のセラミック膜を歯の表面に貼り付ける、従来のラミネートベニアの進化型ともいえる『ルミネアーズ』を治療に取り入れています。もちろん「歯をほとんど削らない」という点において、基本的に麻酔は不要です。
また『スナップオンスマイル』も導入しており、こちらも削ることも注射も接着も不要な着脱式の補綴物で、全顎でも部分でも残った歯を保護しながらの使用が可能です。
その他にもオールセラミックやハイブリッドセラミックなど、多様な審美歯科メニューを取りそろえています。
(3)痛みや恐怖感を取り除いた治療
表面麻酔や33ゲージの細い針を使用するなど、極力患者さんに痛みを覚えさせない治療を心がけております。
また、虫歯治療においては痛みが少なく、歯を削らない虫歯治療として注目されている治療法『カリソルブ治療』や、虫歯部分を除去せずに無菌化して治療し、歯を削る必要がない『ドックベストセメント治療』を行っております。
このように、治療内容においても、当院は新橋歯科診療所様と同様のことを行っております。
福岡市近郊にお住まいの皆様におかれましては、ぜひ当院をご利用いただければと思います。
また、東京・首都圏にお住まいの皆様には新橋歯科診療所のご利用をお勧めしており、紹介を行っておりますので、ぜひご相談ください。

皆さん、初めまして。この度は今泉歯科医院のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。院長の今泉眞一です。
当院は開業以来、地域の皆さんの歯の健康を守ることを使命とし、ご家族皆さんで通える歯科医院として安心・安全な歯科医療を提供してまいりました。また、お口の健康は、全身の健康と切っても切れない関係にあります。そのため、全身的なことを踏まえた歯科治療を心がけ、生涯にわたって健康的な生活が送れるようにサポートしております。
これからも地域に根差した歯科医院として、地域の皆さんの歯の健康をお守りします。少しでも歯に痛みや違和感を覚えたときはご来院ください。親身な対応と高い技術力で、お口の中のお悩みを解決します。
子どもの頃は身体が弱く、小児喘息を患っていた私は、幼稚園にも行けないほどひどい発作に苦しめられていました。つらい毎日だったのですが、そんな私を救ってくれたのが病院の先生でした。いつも発作を止めてくれるお医者さんは、私にとってヒーローだったのです。
そんなことからいつしか医療の世界に憧れるようになり、自分も医者になって誰かの役に立ちたいと思うようになりました。結果的には歯科医師となりましたが、人の役に立ちたいという子どもの頃に抱いた気持ちは今も変わっていません。
私は、長崎大学の歯学部に進学して歯科医師となるための基礎を学びました。卒業後は地元である福岡に帰り、九州大学の口腔外科に入職しました。民間の歯科医院で働くという選択肢もあったのですが、まだまだ勉強がしたいという思いが強く、大学付属病院という道を選びました。
口腔外科に入ったのは友人の紹介というのが本当のところですが、もともと医者志望だったため、外科的な治療に携われる口腔外科にはとても興味がありました。結果的に12年間お世話になったのですが「全身管理をしながら歯科治療に取り組む」という歯科医師としてのベースを築く、貴重な12年となりました。またこの間、歯科麻酔科に出向し、歯科麻酔の認定医を取得できたことも大きな財産です。
歯は人間の身体の一部にすぎません。歯だけを診て治療をすると、間違った診断につながる可能性があります。安全な治療を提供するのは、全身の一部としてお口の中を診ることが大切なのです。
口腔外科では、口腔がんで亡くなる患者さんもたくさん見てきました。命の尊さを改めて感じ、同時に「歯科医師として一人でもそのような不幸な結果となる患者さんを減らしたい」と思いました。そのため、当院では口腔がん検診にも積極的に取り組んでいます。
初診の方の訪問診療も承っています。ご高齢、寝たきり、体調が悪く歯科医院に通えない方はお問い合わせください。

患者さんのお口の健康をずっと守り続けたい。これが私たちスタッフ一同の何よりの願いです。そのため、患者さんが寝たきりになってもサポートできる訪問診療の体制を整えております。
体調不良をきっかけにお口のケアができなくなり、歯のトラブルを引き起こすことは少なくありません。そのまま放っておくと歯のトラブルが原因で食事がきちんと摂れず、ますます体調を崩してしまうという悪循環に陥る可能性があります。またご高齢の方は、きちんと噛むことで老化や誤嚥の防止につながります。そのためのサポートもしっかり行います。
<こんなときに訪問診療をご利用ください>
●歯が痛い、歯がグラグラするなどのお口のトラブル
●入れ歯が合わなくなった
●入れ歯のケアをしてもらいたい
●今までどおりの検診を続けていきたい
●お口のクリーニングがしたい
●身体が不自由で、うまく歯が磨けない
●寝たきりの家族の口腔ケアの方法がわからない
治療が必要な場合だけでなく、お口のクリーニングにも対応しています。どんな小さなお悩みでも、まずはお問い合わせください。
当院ではオーダーメイドのスポーツマウスピース、ナイト用マウスピースの製作を行っております。
スポーツマウスピース
ラグビーやボクシングなどの激しい接触があるスポーツでは、お口の中を傷つけてしまうことがあります。そのため、試合のときにはマウスピースを装着することが義務づけられています。
スポーツマウスピースはスポーツ専門店で販売されていますが、あくまで既製品です。そのため、なかなかお口の形に合ったマウスピースは見つかりません。適合しないマウスピースでは、歯やお口の中をしっかり保護することができません。当院では適合が良く、競技中でも外れにくいオーダーメイドのマウスピースを製作しております。
ナイト用マウスピース
寝るときに装着するだけで歯やあごの骨にかかる負担を軽減するナイト用マウスピースには、歯ぎしりや食いしばりなどの咬合性外傷の症状を和らげる効果があります。歯ぎしりや食いしばりは、歯やあごの骨に負担をかけるだけではありません。場合によっては肩こりや頭痛、腰痛などを引き起こしてしまうこともあります。
「朝起きたときにあごが疲れている」「長時間寝ても疲れが取れないばかりか、筋肉がこわばっている」などの症状がある方は、寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをしている可能性があります。気になる症状がありましたら、ぜひご相談ください。
顎関節症は、放っておくと頭痛・めまい・耳鳴り・イライラ感・肩こり・腰痛などの原因となります。当院では、炭酸ガスレーザーやスプリントによる治療を行っています。

顎関節症とはさまざまな症状の総称ですが、主に「あごが痛い」「口が開かない」という症状があります。過度のストレスや噛み合わせのずれ、生活習慣、中枢神経性など、複数の原因が複雑に絡みあって起こることが多いとされています。そのほかにも、うつぶせ寝や歯ぎしり、食いしばり、頬づえをつくといった習慣が原因として考えられます。
顎関節症の患者さんには温熱療法やスプリントを使った治療を行いますが、一時的に痛みを抑えるために鎮痛剤を服用していただくこともあります。それでも症状が改善されない場合は、大学病院等をご紹介します。
炭酸ガスレーザー
炭酸ガスレーザーを顎関節部分にあてる温熱療法です。顎関節症の方の多くは顎関節が筋肉痛になっているため、炭酸ガスレーザーで柔らかくします。
レーザー治療についてはこちら
スプリント療法
スプリント療法では、マウスピースのような装置(スプリント)を使って治療を行います。噛み合わせを調節することで症状を改善します。
スプリント(ナイト用マウスピース)についてはこちら
歯科衛生士が歯の健康をお守りします。3か月に一度はご来院ください。

毎日どんなに歯みがきをしていても、歯と歯ぐきの隙間などには落としきれない汚れが溜まります。そういった汚れは、放っておくと歯垢や歯石になり、虫歯や歯周病の原因となります。定期的に歯のクリーニングをすることで、虫歯や歯周病になるリスクを大きく引き下げられます。
昔は、歯が痛くなったら歯科医院に通いました。しかし、それでは将来入れ歯になる可能性が非常に高くなります。ぜひ歯科医院に行くことを習慣化し、年をとっても自分の歯がきちんと残るようにケアしましょう。
歯周病の検査
歯周病は、初期のうちは自覚症状がほとんどありません。しかし進行すればするほど治療が難しくなるので、早期発見・早期治療が大切です。当院では、定期メインテナンスの一環として歯周病の検査を行っています。
●歯周ポケットの検査
歯周病ポケット検査では、プローブという棒状になった専用の器具を使って、歯周ポケットの深さを調べます。
●歯の動揺度の検査
歯がグラグラしていないか調べます。歯槽骨が吸収されて歯が支えきれなくなったり、噛み合わせがずれていたりすると、歯がグラグラと動きます。歯の動揺度を調べることで、歯周病の状態がわかります。
●歯肉からの出血の検査
歯周ポケットの深さを測るとき、歯肉の炎症によって出血する部位がないか調べます。
スケーリング
スケーリングとは、歯の表面についた歯垢(プラーク)や歯石を取り除く施術です。超音波スケーラーと呼ばれる専用の器具を使い、硬くなった歯石を超音波で砕いて取り除きます。歯垢や歯石を取り除くと歯ぐきの血行が良くなるので、見た目も健康的になります。
PMTC
PMTCとは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略。日本語にすると「プロの手による専用機器を使った歯のお掃除」です。毎日の歯みがきでは落としきれない汚れを、専用の器具を使って落としていきます。歯と歯の隙間など、歯ブラシが届きにくい部分についた汚れもきれいに取り除くので、虫歯や歯周病の予防になります。
歯肉マッサージ
歯周病予防として歯肉マッサージを行っています。歯肉をマッサージすることで血液の循環を促進して免疫力を高め、唾液の分泌を促進します。
歯周病菌の薬による殺菌(リペリオの使用)
リペリオは、歯周病を予防するために開発された歯肉活性化歯磨き剤です。歯ぐきに弾力を与えて歯の土台をしっかりとさせることにより、歯周組織の回復を助けます。
炭酸ガスレーザーによる殺菌
当院では定期メインテナンスの終了時に必ずドクターが炭酸ガスレーザーを使用します。炭酸ガスレーザーには治癒促進と殺菌作用があり、軽度の歯肉炎なら炭酸ガスレーザーで改善します。
経験豊富な歯科技工士と歯科医師が連携し、質の高い入れ歯をご提供します。

「今の入れ歯だとうまく食べ物が噛めない」「口を開けると入れ歯が外れてしまう」
「口に入れると痛いので、入れ歯を使いたくない」
このような、入れ歯に関する悩みをお持ちではありませんか?入れ歯は失った歯の代わりとなるものですが、お口に合わない入れ歯を使っていると心身共に負担がかかってしまいます。
当院では患者さんのお話をじっくり伺い、その上でさまざまな検査をとおしてお口の状態を精密に計測します。そのデータを基に、歯科技工士と連携して質の高い入れ歯をお作りします。
歯科技工士との連携
入れ歯治療は歯科医師の仕事ですが、実際に入れ歯を作っているのは歯科技工士です。当院では、経験豊富な歯科技工士に入れ歯の製作をお願いしています。保険治療・自費治療に関わらず、色味や形は歯科技工士の立ち会いのもと決めていきます。患者さんのご要望も歯科技工士が直接お伺いしますので、より精度の高い入れ歯を作ることができます。
金属床
金属床の入れ歯は薄く作ることができるので、違和感が非常に少なく発音もしやすい入れ歯です。冷たいものや温かいものも敏感に感じることができるので、食事も美味しく楽しめます。非常に軽くて生体親和性に優れ、アレルギーの心配がありません。
ノンクラスプデンチャー
金属のツメ(クラスプ)を使用していないので、装着していても目立ちません。柔軟性があって強度も高く、壊れにくいのも特長です。ただし素材自体の寿命が3年程度とされており、金属を用いた入れ歯と比べると長持ちしません。
インプラントデンチャー
インプラントをあごの骨の中に埋入することで、歯がまったくない方でも入れ歯を装着することができます。安定感があり咀嚼力が高いので、入れ歯が安定せず動いてしまうという方にお勧めです。
マグネットデンチャー
マグネットデンチャーは残っている歯の根に磁性の金属を埋め込み、入れ歯側に超小型磁石を取りつける入れ歯です。ピッタリと吸着するので、違和感がほとんどありません。留め具もないので、見た目も自然です。
保険の入れ歯(レジン床)
健康保険の範囲内で作れる入れ歯です。レジンは柔らかいので、強度を保つために床の部分が厚くなっています。そのため、装着していると違和感を覚えることがあります。また、変形しやすいといった欠点もあり、極端な力をかけると割れてしまうこともあります。レジンはプラスチックの一種なので、食べ物の温度も感じにくくなります。
当院の院長は、大学病院の口腔外科に12年勤めていた口腔外科のスペシャリストです。また歯科麻酔認定医でもありますので、安心してお任せください。

「親知らずが痛い」「ぶつけて歯が欠けてしまった」「あごを動かしたときに痛みがある」
このような症状はありませんか?これらはすべて口腔外科治療を必要とする症状です。当院では、親知らずの抜歯から外傷治療まで、さまざまな口腔外科治療を行っています。重症の患者さんは、責任を持って専門の医療機関をご紹介します。
当院の院長は口腔外科治療の経験が豊富なだけでなく、歯科麻酔認定医でもあります。そのため歯科治療と全身疾患の関係について専門的な知識を有し、口腔外科治療によって生じる可能性がある全身的なリスクを回避することができます。
たとえば、現在お飲みになっている薬の種類によっては抜歯ができないこともあります。一般的な歯科医院ではできない「全身を踏まえた口腔外科治療」に当院では取り組んでいます。
親知らずの抜歯
親知らずは10代後半から20代前半にかけて奥歯のさらに一番奥に生えてくる永久歯ですが、はじめから親知らずがない人もおり、生えてくる本数などには個人差があります。親知らずの生えるスペースが不足したり半分埋まったまま生えたりすると痛みや腫れを伴い、お口の中の環境に悪影響を及ぼす可能性があります。その場合は抜歯する必要があります。
歯の外傷
滑って転んだり交通事故に遭ったりするなどして歯を強くぶつけると、外傷を伴うさまざまな問題が発生します。治療後にも、歯根の先に病巣ができたり、歯根の吸収や動揺によって歯の脱落などが起こったりする可能性もあります。そのため、治療後も定期的な検診が必要です。
その他
・骨隆起(こつりゅうき)
・根尖切除
・口の中の嚢胞
・歯の脱臼 など
毎日何十人もの大切な命が、口腔がんによって失われています。当院はそんな口腔がんを「ベルスコープVX」という最新の医療機器を使って発見する、口腔がん検診を行っています。もし口腔がんが見つかるようなことがあれば、専門の病院をご紹介いたします。
ベルスコープVX
ベルスコープVXは、口腔内の異変を発見するための医療機器です。口腔内の正常な細胞と異形成細胞を、特殊なライトで見分けることができます。ベルスコープVXを使うことで、肉眼では見逃しがちな微細な変化も見落としません。
口腔内の異変を発見することは、口腔がんに対処する上でとても重要です。ベルスコープVXによる早期の検査は、生命を救うだけでなく、大きな手術に至る前での治療を可能としています。
インプラント専門のドクターと共に「最小単位のチーム医療」で精度の高い治療をご提供します。

「歯があったときのように、食事を美味しく食べたい」
「入れ歯を作ってみたけど、どうしても馴染めない」
第2の永久歯と言われるほどメリットの多いインプラントは、上記のようなお悩みを持つ患者さんにお勧めしたい治療方法です。
インプラントとは
事故などで歯を失ったり、疾病で抜歯が必要となったりした際に、チタンなどの人工歯根をあごの骨に埋め込んで、人工歯を装着する治療方法です。「歯があったときと同じ見た目に戻したい」「入れ歯のズレや噛み心地に満足できない」など、幅広いニーズにお応えできます。
<インプラントのメリット>
・周りの歯に負担をかけない
・見た目が良く、顔つきを変えない
・食事をきちんと噛んで楽しめる
・発音障害が出ない
・あごの骨やせを防げる
<インプラントのデメリット>
・治療期間が長い
・外科手術が必要
・費用が高額
・健康状態により利用できない場合がある
・セルフケアが行えない状態(病気などで)の方に適さない
当院のインプラント治療は、福岡口腔インプラント研究所の所長である久保 敬司先生と共に行います。久保先生は院長が九州大学在籍時の恩師であり、インプラント治療のスペシャリストとしてこれまで多くの症例を手がけてこられました。カウンセリングから同席し、診査・診断から手術まで、所長と共に責任を持って治療に取り組みます。
2人で行うことで正確な診断ができることはもちろん、手術中は多方向から確認できるため、手術の確実性が高まります。また、骨が少ない方や全身疾患をお持ちの方のリスクを2人で徹底的に話し合い、必要な場合は迅速に大学病院等をご紹介することもできます。当院は最小単位のチーム医療で、安心・安全のインプラント治療をご提供します。
インプラント治療の際、手術が怖いという患者さんもたくさんいらっしゃいます。そんな方には、静脈内鎮静法という特殊な麻酔方法をお勧めしています。歯科麻酔認定医である院長のもと、安全に実施します。
静脈内鎮静法は、半分寝たような状態で手術を受けることができます。ふわふわと気持ち良い状態ですので、治療中の記憶はほとんどありません。手術への恐怖心もなくなり、リラックスした状態で治療に臨めます。
手術をして歯が入ったからといって放っておくと炎症が起き、インプラントが抜け落ちてしまうこともあります。そのため、インプラント治療後はきちんと定期的にメインテナンスに通っていただくことが大切です。
当院では1か月に一度のメインテナンスをお勧めしています。大学病院等にご紹介した方も、大学病院から依頼され、メインテナンスは当院で受けていただけるようにしています。
「いくつになっても好きなものを好きなだけ食べたい」というのは、誰もが願うことではないでしょうか。歯周病によって歯を失うということは、好きなものが1つずつ食べられなくなることです。

人間は、28本ある歯の総合力によって食べ物を噛み砕きます。そのため、1本でも欠ければ総合力が落ち、そのぶん食べられるものが少なくなるのです。大好きなものばかり並んだテーブルの上から1つずつ料理がなくなっていく...。そう考えると、寂しいと思いませんか?
歯周病とは
歯周病とは、歯周組織(歯肉や歯槽骨など)が細菌によって感染症を発症し、炎症を起こすことで骨が徐々に破壊されてしまう病気です。症状が進むと基本的な治療だけでは治すことが難しく、最終的には歯周組織が歯を支えきれずに抜け落ちてしまいます。
<こんな症状はありませんか?>
・歯ぐきから血が出る
・歯を触るとぐらぐらする
・ブラッシング時や噛み締めたときに痛い
・噛み合わせに違和感がある
・最近、歯並びが悪くなってきた
・最近、口臭が気になる
・朝起きたときに口の中がネバつく
・食べ物が噛みにくい
歯周病が進行して歯が抜けてしまっても、最近は精度の高い入れ歯や天然の噛み心地に近いインプラントがあるため、それらで失った歯を補うことはできます。しかし、いずれも天然の歯には勝てません。
入れ歯は天然の歯の6割程度しか力をかけることができません。つまり、噛むために6割以上の力が必要なものは噛めないのです。また、インプラントは1本数十万円もする高価なものです。仮に28本すべての歯をインプラントにしたら何百万円かかるでしょう。逆に言うと28本すべての歯が健康であるということは、何百万円の財産をお口の中に蓄えていることになるのです。
歯周病によって歯を失うと、その大切な財産を切り崩すことになります。何ともったいないことでしょう。
食べ物をよく噛み砕き味わうこと(咀しゃく)は脳への刺激となることから、認知症との関連性が注目されています。自分の歯でしっかり噛んで食事をする習慣のある人は、認知症になりにくいと言われています。認知症を予防し、最期まで自分の歯で食べる楽しみを味わうためにも、早めの治療と定期的なメインテナンスをお勧めします。
歯周病の症状は、大きく3段階に分類できます。ごく初期の歯周病なら、炎症の原因となっている歯垢や歯石を取り除くだけで症状が改善します。しかし重度まで進行してしまうと、外科的な治療が必要です。
初期歯周病
歯周ポケットに歯垢や歯石などが付着し始めた状態です。初期のうちであれば自覚症状はほとんどありません。歯垢や歯石を取り除き、歯みがきをしっかり行うといった毎日のケアで症状は改善します。
中等度歯周病
歯周ポケットが深くなり、歯の根に近い部分に歯垢や歯石が付着し始めます。この段階になると、歯ぐきが腫れる、歯ぐきを押すと血や膿が出るといった症状が出てきます。中等度の治療法も、歯垢や歯石を取り除き、歯みがきをしっかり行うといった毎日のケアです。
重度歯周病
この段階では歯ぐきが歯から剥がれ、歯を支える骨も溶けてしまっています。舌で触れただけで歯がぐらつく、といった症状も起きます。歯周ポケットの掃除や内服薬では治療できないので、歯ぐきや骨の再生手術が必要です。
歯周病は初期・中期に基本治療を行うこと、そして治療後はしっかりとメインテナンスを続けていくことが重要です。歯周病の基本治療は、歯周病の原因である歯垢や歯石を除去することが中心となります。
プラークコントロール
プラークコントロールとは、歯垢を取り除くことで、お口の中の細菌の量を減らし、害を及ぼさないレベルに制御することです。プラークコントロールは、虫歯や歯周病予防に大変効果的です。多くの場合はご自宅での歯みがきによるセルフケアです。当院では、患者さん一人ひとりのお口の中の環境や状態に適した、最適なブラッシング方法を指導しています。
スケーリング
スケーリングとは、歯みがきでは取り除けない歯石や歯垢を、スケーラーという超音波による特殊な器具を使って除去する治療方法です。歯石は、一度取り除いてもしばらく経つと再形成されるため、定期的なスケーリングが必要です。
基本治療では完治できない場合、歯周外科にも対応しています。
フラップ法
歯肉に麻酔をして切開し、歯根の歯垢・歯石を取り除く外科的な治療法です。歯槽骨の清掃や、ダメージを受けた歯肉組織の除去なども合わせて行い、歯肉を縫合します。
歯周ポケット掻爬術
歯周病がまだ軽度の場合に行う外科手術です。器具を使って、歯根の表層や歯周ポケットの中の汚れ、感染してしまった組織をかき出します。掻爬術を行えば歯根面に歯ぐきが付着して、再び汚れが溜まりにくい環境を作ることができます。
当院では、歯周病治療と並行して咬合性外傷の治療をお勧めすることがあります。咬合性外傷とは、虫歯や歯周病といったお口の中の二大疾患に次いで、第三の疾患といわれており、歯ぎしりや食いしばりによって歯がぐらついたり傷ついたりする症状のことです。咬合性外傷を放置しておくと、歯周病の進行に拍車をかける恐れがあります。
当院ではマウスピースを使って咬合性外傷の治療を行います。お口に合わせたマウスピースを作り、就寝時に装着するだけですので、どなたでも簡単に取り組めます。
マウスピース治療について
お子さんが歯医者嫌いにならないよう、お子さんと同じ目線で治療することを心がけています。

当院では緊急時を除き、お子さんに無理やり治療することはありません。お子さんの将来のことを考えると、無理に治療しないほうが良いと考えています。たとえ回数がかかっても、お子さんが納得し、理解してから治療に進みます。
同じ目線でお話しします
マスクをした医療者というのは、それだけでお子さんを怖がらせてしまいます。マスクをせずにできるだけお子さんに声をかけながら、目線を同じにしてアイコンタクトを行うなど、不安を感じさせないように努力しています。
まずは歯医者さんに慣れることから
お子さんにとっては、歯医者さんそのものが未知の世界です。そのため、怖いイメージを与えないことが大切です。いきなり治療をするのではなく、まずはお口をあける練習から始めます。治療することよりも、お子さんに怖いイメージを与えないことを優先します。
保護者の方にはチェアサイドで付き添っていただきます。ただし、お子さんが治療を嫌がるからといって「すぐ終わるよ」など事実と異なる声がけや、歯科医院が怖いところだと思わせるような声がけはお控えください。治療後は、ご自宅でのケアにご協力いただきます。
仕上げ磨きを行ってください
お子さん自身にブラッシングを行わせることは大切です。それと同時に、歯の汚れをしっかり取り除くことも、この時期とても重要です。お子さんが歯を磨いたあとは、保護者の方がきちんとチェックをして、磨き残しがないように仕上げ磨きを行ってください。
ブラッシング指導
お子さんの口腔内の状態を見ながら、適切な歯ブラシの選び方からブラッシング方法までを指導します。
対象年齢別の歯科医院専用歯ブラシもご用意していますので、スタッフにご相談下さい。
フッ素には「歯を保護して虫歯になりにくくする」「歯の再石灰化を促す」といった効果があります。そのフッ素を歯の表面に塗ることで、虫歯になりにくい丈夫な歯を作ります。最近はフッ素配合の歯磨き剤やうがい薬も市販されています。歯科医院で使われているフッ素は市販のものよりも濃度が高いので、より高い効果が期待できます。
お子さんのあごの発達を促すためによく噛むことは大切ですが、硬いものを長時間噛むのはとても大変です。そのため当院では「お子さんが好きなものを少し大きめに切って、何度も噛む癖をつけさせてください」とお話ししています。
身体のトレーニングと同じで、あごも噛む回数を増やせば鍛えられます。あごはいくら噛んでも大きくなりすぎることはありませんから、ぜひたくさん噛む癖をつけてあげてください。
初期の虫歯は非常に見つけづらく、歯科医師でも見逃してしまうことがあります。しかし初期の段階で見つければ、大きく削らなくて済むケースもたくさんあります。

「冷たいものが歯にしみる」「歯の色が変色してきた」
このような症状が出始めたら、虫歯の初期段階です。早期治療のため、痛みがなくても早めに歯科医院に行くことをお勧めします。
虫歯ってどうしてできるの?
お口の中に細菌が繁殖すると、食べ物に含まれる糖質を餌に酸が発生します。その酸が、歯の表面を溶かして穴を開けてしまうことを虫歯と言います。また、このような虫歯ができる過程を「脱灰(だっかい)」と呼んでいます。
初期の脱灰の場合、唾液に含まれるカルシウムやリンによって修復することができます。この現象を「再石灰化(さいせっかいか)」と言います。通常、食事をするたびにお口の中ではこの脱灰と再石灰化が繰り返されています。そのバランスが取れなくなり、脱灰だけが進んでしまうと虫歯になってしまうのです。
虫歯はその進行状態によって、CO~C4までの5段階に区分されています。各段階によって、治療方法も違います。
CO(シーオー:初期う蝕・要観察歯)
歯の表面だけが溶かされた、ごく初期の虫歯です。まだ穴は開いていません。フッ素とキシリトールで歯の再石灰化を促すことで治療できます。
C1(エナメル質う蝕)
歯の表面のエナメル質に穴が開いた状態です。まだ痛みは感じませんが、このまま放置すると症状がどんどん進行してしまいます。菌に浸蝕された部分を削って、充填剤を詰める治療を行います。
C2(象牙質う蝕)
虫歯の菌が、エナメル質の下にある象牙質にまで達しています。まだ痛みを感じませんが、食べ物や飲み物がときどきしみることがあります。虫歯部分を削り、歯の型を採って作った冠を被せる治療を行います。当院では、この段階から麻酔を使って治療します。
C3(神経まで達したう蝕)
虫歯が歯の根管を通っている神経にまで達した状態です。痛みを感じるだけでなく、歯髄炎や歯根膜炎を起こしているケースもあります。麻酔をしてから歯を大きく深く削り、歯の型を採って作った冠を被せる治療を行います。場合によっては、神経を抜き取らなければなりません。
C4(残根状態)
すでに歯の根しか残っていない状態です。神経が死んでいるので痛みはそれほどありません。しかし、虫歯菌が血管を通って心臓や腎臓にトラブルを引き起こすケースもあります。ほとんどの場合、抜歯するしかありません。
虫歯の進行がC3以降になると、根管治療を行います。当院では、再発防止のために炭酸ガスレーザーも使用します。
根管治療とは、死んでしまった歯の神経を取り除いたあと、歯の根をキレイに洗浄・殺菌し、歯を再び生かすための治療です。神経まで及んでしまった虫歯を放置しておくと、最終的には抜歯となってしまいます。こうした状況を阻止し、ご自身の歯を残すことができるのが根管治療です。
当院では、最先端の高度医療機器である炭酸ガスレーザーを導入し、さまざまな治療で活用しています。

レーザー光線と聞くとSF映画を連想される方もいるかもしれませんが、レーザーは医療現場でも多く使われています。当院で採用している炭酸ガスレーザーは、レーザー光線の中でも中程度の出力のものです。炭酸ガスレーザーで治療することにより、今までよりも短時間で治療を行うことができるようになりました。
また、従来の治療方法に比べて痛みや出血が少なく、麻酔や投薬の量を減らすこともできます。電気メスとは違い、妊娠中の方やペースメーカーの方でも安心してお受けいただけます。
炭酸ガスレーザーは、外科的処置だけでなく、さまざまな目的で使われています。たとえば根管治療のときには、根管内部の除菌や乾燥に使用します。免疫機能を高めて傷の治りを早くするという、炭酸ガスレーザーの効果を最大限に利用しています。
<炭酸ガスレーザーを使用する主な症例>
・小児の虫歯予防、歯質の強化
・知覚過敏症による痛みの緩和
・歯肉の除去、切除、切開
・顎関節などの痛みの鎮痛緩和
・口内炎や口角炎などの痛みの緩和
・歯周病の歯肉改善 など
当院では、定期メインテナンスの終了時に必ずドクターが炭酸ガスレーザーを使用します。炭酸ガスレーザーには治癒促進と殺菌作用があるからです。また、多くの方がかかっている軽度の歯肉炎なら、炭酸ガスレーザーで改善します。患者さんの歯を少しでも長く健康に保つために、メインテナンスメニューの1つとしました。
当院では、ほとんど削ることなく、完璧な美しい歯を手に入れることができる「ルミネアーズ」をお勧めしています。

ルミネアーズは、アメリカ最大級の歯科メーカー・デンマット社が開発した審美歯科技術です。1986年から臨床試験が開始されたルミネアーズですが、25年以上経った現在でも破損がなく、白さも変わらず、虫歯にもなっていないことが確認されています。「白さ」「安全性」「耐久性」すべてにおいて実証されている、優れた審美歯科技術です。薄さもコンタクトレンズ並です。
日本にはまだ上陸したばかりで扱える歯科医院は少ないのですが、当院は数少ないルミネアーズ認定医院のひとつです。
ルミネアーズの特長
●歯はほとんど削りません
セラミックのチップを貼り付けるラミネートベニアは、元の歯を大幅に削ってから装着しなければなりません。ルミネアーズはほとんど歯を削ることがないため、自分の大切な歯を残しながら美しい歯並びと白い色を手に入れることができます。
●自然の歯と同じ耐久力を実現
ルミネアーズの素材には、極薄でセラミック以上に丈夫な進化系ポーセレンを使用しています。そのため施術後の違和感も少なく、すぐに慣れることができます。また、歯とほぼ同じ強度と耐久力を持ち合わせているので、破損などの心配もありません。
●最短2回の来院で終了します
基本的に歯を削らないルミネアーズは、最短2回の来院で装着可能です。歯並びによっては多少削ることもありますが、最大4回の来院で終わることがほとんどです。
●「歯並び」「白さ」が思いのまま
これまでの治療では思うような歯並びや白さにならなかった方でも、ルミネアーズなら理想の歯並びを実現します。また、白さもお好みの色味に調整できます。
●虫歯になりません
ルミネアーズをつけることで虫歯菌が歯につかないため、表面が虫歯になりません。しかも、毎日の歯みがきの時間も短縮することができます。
スナップオンスマイル
歯を削らずに美しくしたい方にお勧めしているのが「スナップオンスマイル」です。スナップオンスマイルは、削ることも注射も接着もいらない着脱可能な歯科補綴物です。残った歯を保護しながら欠損部分を補い、全顎でも部分的でも快適な装着感で自然な美しさを実現します。


オールセラミック
陶器の一種であるセラミックで作られた被せ物です。見た目が白く美しく、金属を使っていないので金属アレルギーの心配もありません。
ハイブリッドセラミック
陶器の一種であるセラミックに、プラスチックのコンポジットレジンを混ぜ合わせて作られた被せ物です。天然の歯と同程度の硬さなので、周囲の歯を痛める心配がありません。ただ、経年によって次第に変色してしまうという欠点もあります。
メタルボンド
金属の被せ物を白いセラミックで覆った人工歯です。金属部分が見えず見た目がキレイなのが特長で、変色もしないので多くの患者さんに用いられています。また、強度が高く細菌が付着しにくいという特長もあります。
ジルコニア
ジルコニアセラミックは、オールセラミックの審美性と金属の強度を併せ持っています。自然な白さで口元をより美しく見せてくれます。前歯と奥歯、どちらにも適しています。
ラミネートベニア
歯の表面を薄く削って、つけ爪のようなセラミックのチップを貼り付ける審美歯科治療です。歯並びに多少の乱れがある場合、貼り付けるチップの大きさを調整することで、矯正をしなくても歯並びを美しく見せることができます。
技工物の色味や形の調整には歯科技工士が立ち会い、患者さんと直接お話ししながら進めていきます。熟練の歯科技工士が製作した精密な技工物を、歯科医師が責任を持って調整します。だからこそ、患者さんに喜んでいただける技工物が提供できているのだと考えております。開業以来、10年以上の付き合いがある信頼できる歯科技工士ですから、安心してお任せください。
歯の色は、お顔の印象を明るくも暗くもします。当院では、ご自宅で手軽にできるホームホワイトニングをお勧めしています。

毎日の歯みがきや歯のクリーニングでは落ちない歯の黄ばみを、歯を削ることなく白くしていくことをホワイトニングと言います。歯の表面にホワイトニング剤を塗布することで、歯の黄ばみや色素を分解します。
オフィスフホワイトニング
アメリカ・デンマット社の先端技術。プラズマアークライトを使用して、30分で7シェード(7段階の白さ)、最大60分の照射で11シェードのホワイトニングを目指せます。
デンマット社のホワイトニングはアメリカで最も支持されているホワイトニングです。
ホームホワイトニング
歯科医師の指導のもと、ご自宅で患者さんご自身が行うホワイトニングです。患者さんの歯並びにフィットしたマウストレーを製作し、それに低濃度のホワイトニング剤を注入して装着するだけなので、手軽に行っていただけます。
<ホームホワイトニングのメリット>
・低濃度の薬剤を使うため、しみることが少ない
・自然な白さを得ることができる
・患者さんのペースで取り組める
・後戻りが少ない
・比較的安価である
専門性の高い難症例の場合は、信頼のおける専門医からご希望の歯科医院まで、築き上げたネットワークを活かして最適な医療機関をご紹介します。

当院は医療連携を大切にしています。それは、たとえば病理検査などが必要な場合、どうしても個人医院ではできることに限界があるからです。また外科的な治療も、きちんと設備が整った専門病院で行うほうが安全なケースもあると考えています。
もちろん、検査と診断、治療後のメインテナンスは当院が責任を持って行います。確かな技術力を持った信頼のおける病院歯科をご紹介いたしますので、ご安心ください。
<主な提携医療機関>
●国立病院機構九州医療センター
●九州中央病院
●九州大学病院
●福岡歯科大学病院
上記の医療機関以外でも紹介状をお出しすることができます。希望する歯科医院がある、場所や歯科医師の選択をしたいなど、ご要望がございましたら何でもご相談ください。
医療連携でしっかりと治療を行うには、初診時の検査と診断が重要です。たとえ難症例であっても、初診時にきちんと診断できなければ医療連携による適切な治療を行うことはできないでしょう。
当院の院長は長年大学病院の口腔外科に勤め、歯科麻酔科の認定医でもあります。そのため、見過ごしがちな難しいケースも的確に診断し、必要ならば専門の病院をご紹介することができるのです。また、提携先の医療機関には、院長と長年親交がある信頼できるドクターが在籍しています。治療結果についても、形式的なものではなく細かい点まで聞くことができるので、治療後のケアもスムーズに行えます。
きちんと納得していただいてご希望に沿う治療ができるよう、わかりやすいカウンセリングを心がけ、患者さんのご要望やご意見にしっかり耳を傾けます。

当院では「説明と同意」を意味する「インフォームドコンセント」を重視したカウンセリングを行っています。治療内容について、患者さんに納得していただけるまでは治療を始めません。治療中であっても、必要に応じて説明いたします。わからないことがあれば、ぜひお尋ねください。
カウンセリングでは専門用語を使わず、できるだけ具体例を挙げながらわかりやすく説明します。たとえば治療後に「今日は治療をしたので柔らかいものを食べてください」と言われても、どれぐらい柔らかいものを食べていいのかわかりません。そんなとき、当院では「指で潰せるぐらい柔らかいもの」とご説明します。それなら具体的にイメージしていただけるのではないでしょうか。
また検査や治療に際しては、なぜそれを行うのかをきちんと説明します。レントゲンを1枚撮るにしても「歯の根の長さを測るためにレントゲンを撮ります」と理由を説明することが患者さんの安心につながると考えています。
いくらわかりやすく説明しても、内容が患者さんの記憶に残らなければ意味がありません。そのため、まわりくどい言い方ではなく、できるだけはっきりとお話しするように心がけています。また、治療が終わるたびに治療内容についてきちんとご説明します。治療について理解していただくことはもちろんですが、治療のゴールをイメージしていただきたいからです。
患者さんが理解できず曖昧なまま治療を進めることはありません。健康な歯を取り戻すために、共に治療に取り組みましょう。
「痛い」「怖い」といった、患者さんの歯科医院に対するトラウマや先入観を取り除きます。また、全身管理によって、安心・安全な治療をご提供します。

虫歯の自覚症状があっても来院されない患者さんの多くは「歯科治療は痛い」「歯医者が怖い」といったイメージをお持ちです。そんな苦手なイメージをできるだけ感じさせないために、当院では痛みの少ない治療に取り組んでいます。
また、当院の院長は長年大学病院の口腔外科で治療にあたり、歯科麻酔科の認定医でもあります。そのため、治療においては全身管理を重視しています。痛みの対策と同様に全身管理にも取り組み、患者さんに負担をかけない安心・安全な治療をご提供します。
歯科治療の際には、どうしても痛みが生じることがあります。痛みや不快感をなくすために歯科治療に臨んでいるのに、さらなる痛みを感じるのでは患者さんにとってストレスでしょう。当院では可能な限り痛みを軽減するために、さまざまな工夫を行っています。
表面麻酔
痛みを抑えるための麻酔ですが、その麻酔自体が痛かったという経験はありませんか? そんな注射針の痛みを和らげるのが表面麻酔です。患部に直接塗り薬のようなものを塗ることで、皮膚や粘膜を麻痺させます。まず表面麻酔をしてから効いてくるのを待ち、いよいよ麻酔注射となります。
33ゲージの細い針
歯科医院で麻酔をするために使われている注射針は、30ゲージと呼ばれる太さのものが一般的です。しかし、麻酔針は細ければ細いほど痛みを抑えることができます。そのため当院では、注射針の中で最も細いとされている「33ゲージ」の針を採用しています。
麻酔注射のテクニック
歯科麻酔科の認定医である当院の院長は、大学病院の口腔外科勤務時代に多くの口腔外科治療を担当しました。その際、麻酔注射のテクニックを磨き、注射時に痛みを感じさせない技術を身につけております。ただ、炎症がひどくなると麻酔が効きにくいことがあります。麻酔注射は痛くなくても治療時に痛みを感じたということがないように、早めのご来院をお勧めします。
コミュニケーションでリラックス
人間が痛みを感じる感覚は、いつどんな場合でも一定という訳ではありません。緊張しているときは少しの痛みでもより痛く感じますし、不安や恐怖があるときも痛みを感じやすくなります。そのため、患者さんのお話をよく聞いてコミュニケーションを図り、リラックスした状態で治療に臨んでいただくことが痛みの軽減につながります。
また治療中、多くの患者さんは目を閉じています。そのため、次に何をされるか常に不安な状態です。「風をあてますよ」「舌を押さえますよ」など、適宜声をかけながら治療を進め、患者さんが不安にならないように心がけています。
全身疾患をお持ちの患者さんの場合、安易に歯科治療をすることはお勧めできません。特に出血を伴う治療では、飲んでいる薬の種類によっては出血が止まらないなどの危険があるからです。
歯科麻酔科の認定医である当院の院長は、歯だけを診るのではなく、全身を診ながら治療に取り組んでいます。歯科治療でありながら、以下のようなことができるのが特長です。
●問診票やお薬手帳を見て、正しく健康状態を把握する
●必要があればかかりつけ医に問い合わせをし、専門的な部分まで理解できる
●糖尿病や高血圧のなどの生活習慣病に対する知識が豊富なので、最適な治療計画を提案できる
●当院での治療が難しい場合は、大学病院などを迅速に紹介できる
カリソルブとは、スウェーデンで生まれた、痛みが少なく、歯を削らない虫歯治療として注目されている治療法です。
ミニマルインターベンション(MI)について
ミニマルインターベンションとは「最少の侵襲で最大の効果を得ようとする」治療のことをいいます。つまり、できるだけ歯を削らない、歯を抜かない、神経を取らない治療です。
当院では(MI)を大切に考え、これに基づいた痛みの少ない治療としてカリソルブを取り入れています。
虫歯菌に感染した歯の虫歯部分を柔らかくして除去します
従来は虫歯治療といえば虫歯の部分を削り取って詰めものをするというのが常識でした。しかしこれでは、どうしても健康な歯の部分まで削ってしまいます。
カリソルブは、カリソルブ液(次亜塩素酸ナトリウムと3種類のアミノ酸からなる混合液)を虫歯部分に塗布して反応・溶解させ、専用の器具で取り除く治療法です。虫歯菌に感染した部分だけを化学的に溶かして取り除くので、健康な歯をほとんど傷つけることがありません。
また、歯を削らないために麻酔をする必要もありません。そのため、お子さんやお年寄りの方、痛みに敏感な方、麻酔を禁止されている方でも安心して受けることができます。
※ただし、虫歯の進行程度によっては麻酔を使うこともあります。
カリソルブの特徴
・治療時の痛みが少なく、麻酔をせずに治療できる。
・歯髄(歯の神経)を残せる可能性が高い。
・健康な歯を傷つけず、最大限に残すことができる。
・ドリルを使わず、静かな治療ができる。
カリソルブ治療の流れ
【STEP 1】カリソルブ液を塗布する
虫歯部分にカリソルブ液を塗布し、30秒ほど待ちます。
カリソルブは比較的浅いC2(象牙質まで達した虫歯)の虫歯までが有効です。
【STEP 2】虫歯部分の除去
カリソルブ液によって柔らかくなった虫歯部分を専用の器具を使って丁寧に取り除きます。
【STEP 3】虫歯除去を確認する
STEP1〜2を繰り返し、カリソルブ液が虫歯部分に作用しなくなるのを確認します。虫歯がなくなると薬剤が濁らなくなるので、目視で確認する他、虫歯検知液を使って完全に取り除けたかを確認します。
【STEP 4】詰めものをする
虫歯を取り除いた痕に、プラスチックや金属の詰めものをして完了します。
虫歯の治療は、虫歯部分を取り除くのが基本です。しかしドックベストセメント治療では、銅イオンが持つ殺菌力を利用して、虫歯部分を除去せずに無菌化して治療します。そのため、歯を削る必要がありません。
ドックベストセメント治療の特徴
(1)虫歯を残して治療する
虫歯を削って治す場合、虫歯部分をすべて削り取ってしまうと神経が露出する場合があります。
しかし、ドックベストセメント治療では殺菌力のあるセメントを虫歯部分に直接詰めることにより、セメントにふくまれている銅イオンが永続的に殺菌作用を及ぼして虫歯菌を死滅させます。虫歯のために軟らかくなっていた歯質はセメントとともに固まるので、歯を削る必要はなく、歯髄を保存することが可能です。そのため、歯の寿命も長くなります。
(2)痛みが少ない
歯を削る行為を最小限ですませるので、極力痛くない治療が可能になります。麻酔も必要ない場合がほとんどです。
(3)象牙質の再生を促す効果が期待できる
ドックベストセメントにはミネラル成分が豊富に含まれています。そのため、象牙質が再石灰化することが期待されます。再石灰化することにより、虫歯で失われた歯が再生され、歯髄が守られることになります。
(4)歯根部分の殺菌にも向いている
ドックベストセメントは、銅イオンが永続的に出続けるために殺菌力が衰えません。そのため、歯の先端部分(歯根部分)まで虫歯が進んでしまい、殺菌が難しい根管治療でも大きな効果を発揮します。
(5)硬く固まる
ドックベストセメントは、もともと歯科用に用いるセメントなので、一度詰めると硬く固まり、流れてしまうことがありません。
(6)副作用の心配がない
ドックベストセメントの主成分は銅やリン酸、亜鉛などの天然ミネラルです。そのため、副作用の心配がなく、妊娠中の方でも安心して治療が受けられます。
(7)短期間で治療ができる
虫歯の大きさや部位によりますが、1カ所に対して1回から2回の治療で済みます。
ドックベストセメント治療の流れ
【STEP 1】虫歯の周囲の薄くなっているエナメル質を取り除きます。
【STEP 2】虫歯の部分は削らずに残します。そのあと、虫歯の部分を次亜塩素酸水で洗浄します。
【STEP 3】殺菌成分が虫歯の内部によく浸透するようにコーバライトという薬液をドックベストセメントの粉と混ぜ合わせ、虫歯の部分に塗布します。その上からドックベストセメントを埋めていきます。
【STEP 4】ドックベストセメントを残したまま通常の詰めものをして治療を完了します。この後、1年くらいで虫歯菌に感染した部分が銅イオンによって完全に殺菌され、再石灰化して硬い象牙質になります。
大学病院の口腔外科で研鑽を積んだ院長が、全身の健康も考慮した歯科治療を行います。

お口の健康を守るために大切なのは「しっかりと噛める歯」を生涯持ち続けることです。理想は天然の歯を全28本持ち続けることですが、万が一歯を失うようなことがあっても、残りの歯や義歯のケアにより、お口の将来を良い方向へ導くことは十分に可能です。
また、お口は生命を維持するための大切な器官です。しっかり噛むことは消化を助け、健康な身体を作る第一歩となります。さらに脳に刺激を与え、認知症の予防などにも効果があるとマスコミにも取り上げられています。
当院の院長は12年間にわたり、大学病院の口腔外科で多くの症例に携わってきました。その間、歯科麻酔科にも出向し、歯科治療における全身管理のノウハウを学びました。当院ではお口の健康だけでなく、全身の健康を守るために最善の技術と設備で患者さんの治療にあたります。
「お口の中しか見ない」治療では、患者さんの真の健康を取り戻すことは難しいと考えています。これからも当院では、お口の中から全身の健康を向上させる治療をご提供してまいります。
「しっかりと噛める歯」を維持するには「とりあえずの治療」で終わらせないことです。一度の治療で痛みをなくすことはできるかもしれません。しかし、それでは根本的な原因を取り除くことはできないのです。痛みを再発させないためには、回数がかかっても完治させることが大切です。
当院では「確実に、確認しながら、丁寧に」ということを念頭に置きながら治療に取り組んでいます。そのため、ご来院いただく回数が他院よりも多くなるかもしれませんが、責任を持って患者さんのお口の中と向き合い「しっかりと噛める歯」の維持をサポートしてまいります。
お口の健康は全身の健康の入り口です。歯科医療者という立場から、患者さんが明るく健やかな生活を送るお手伝いができればと思っております。
当院で初めて診療を受けられる患者さんは、まずはこちらをご覧ください。当院の診療の流れについてご説明いたします。

当院では、患者さんに安心して治療を受けていただけるよう、適切な検査とカウンセリングをもとに一人ひとりに合わせた治療計画を立ててまいります。そのため、初診だけですべての治療が終わることはありません。最適な治療のご提供と患者さんの生涯にわたるサポートをお約束します。
※初診時は必ず健康保険証をご持参ください。
診療の流れ
【STEP1】受付・問診票記入
まずは問診票を記入いただきます。問診票は、より正確な診断と治療計画設定のための重要な資料です。ご面倒でもなるべく詳しくご記入ください。

【STEP2】初期処置
歯科衛生士がお口の中を拝見します。クリーニングや歯周病の検査、簡単な虫歯の処置などを行い、痛みがひどいようであればドクターが応急処置をいたします。また、レントゲンなどの資料作製も併せて行います。

【STEP3】2回目の受診
2回目の受診から本格的な治療を始めます。前回の検査結果をもとに、ドクターが大まかな治療計画をご説明します。当院はインフォームドコンセントを重視していますので、治療計画にご納得いただけないまま治療に進むことはありません。ご希望や不明な点がありましたら、遠慮なくご相談ください。

【STEP4】治療
患者さんの希望をお伺いしながら、最適な治療を進めてまいります。不安を感じることがないよう、治療状況は随時お伝えします。

【STEP5】メインテナンス
当院では、治療終了後にも定期的なメインテナンスをお勧めしています。3か月に一度ご来院の案内をお送りしますので、ご予約ください。ご自宅でのメインテナンスには限界があります。当院では生涯にわたるパートナーとして、患者さんのお口のケアを徹底的にサポートいたします。
メインテナンスの詳細はこちら 「予防歯科」へ

■治療はいかがでしたでしょうか
歯周病でもうだめかもとあきらめていた歯が、1年くらいの治療でずいぶんと改善し、いやな臭い、ぐらつきも、いたみもなくなりました。先生に出会えてほんとうによかったと感謝の気持ちでいっぱいです。(レーザー治療と途中お薬の使用)
■その他、当院についてのご感想や改善点などをお願いします
特にありません。

■治療はいかがでしたでしょうか
以前から6ヶ月に1度の検診は受け(他の医院)ていたのですが、昨年2月右下奥歯の治療跡が痛みは無かったが、ザラザラするので治療してもらったところ痛み出し、11月迄かかって治療は終ったが、その後もいわ感があり、左下の歯がかけたので友達から聞いていた貴病に来ました。
■その他、当院についてのご感想や改善点などをお願いします
治療や応待がていねいだと思います

■治療はいかがでしたでしょうか
虫歯の治療をして頂きました。家から近いことも有りここで治療して頂いてます。
細かい所も虫歯にならないように、分かりやすく教えて下さるので毎回「なるほど」と思いながら帰ってます。痛みもほとんどなく治療して頂けてます。
時間もあまりかからない印象なので、苦ではありません。毎回ありがとうございます。
■その他、当院についてのご感想や改善点などをお願いします
たまに口を開けたままでいなきゃならない時に先生がポツリと面白いことを言うので、笑うに笑えない時がありますが、とても親しみが持てて、楽しいです。(笑)

■治療はいかがでしたでしょうか
友達の紹介で来院
奥歯がかけていて、前歯5本がグラついていたため!
今後の歯の為のアドバイス、入れ歯にならない様にするには...。自己管理をしていきたいと思い、今後月一度には、来院してケアーして頂きたい。
■その他、当院についてのご感想や改善点などをお願いします
先生の話しにはきびしさが有るが、勉強になりました。

■治療はいかがでしたでしょうか
家の近が良い事。
治療中特に問題ナシ。
治療中は先生におまかせで安心してます。
現在はただ、ただ今までお口をもっと大事にしなかった事へのすっごく反省です。遅すぎました。
■その他、当院についてのご感想や改善点などをお願いします
特にありません。

■治療はいかがでしたでしょうか
九大の口腔外科出身の先生と聞いて、大きい治療の時にバックが九大病院があるのは安心です。
丁寧に歯石に歯のおそうじをしてくれたり、ハミガキの力加減がわかるので良いと思います。

■治療はいかがでしたでしょうか
インプラントをしていただきましたが、丁寧に説明してもらい治療も満足のいくものでした。
定期的に見ていただいてもらっていますが、歯肉マッサージなども丁寧です。
レーザーで治療していただけるのも痛みは全然なくてよかったと思っています。

■治療はいかがでしたでしょうか
ご近所の方からおしえていただいてよくしていただいてありがとうございます
定期的に検査うかがいます。今後とも宜しくお願い致します。

■治療はいかがでしたでしょうか
さし歯のため歯ぐきが調子が悪かったため。自宅より近いので通院がいいため。どの位かかるか期間を知らせてほしかった。

■治療はいかがでしたでしょうか
最初選んだのは、多分近いという事だったと思います。昔から虫歯が多く、幼少の頃より歯科医院には通っていました。今でも昔のイメージがあり、ドキドキしたり力がはいってみたりしますが、BGMなどのフンイキでしょうか。メンテナンスに行かなきゃ!という気になっています